去る10月7日(火)・8日(水)の二日間、大阪市中央公会堂で開催されました**『糸_の祭展(イトヘンノサイテン)』**は、多くのお客様にご来場いただき、大盛況のうちに幕を閉じました。
企画から約一年をかけて準備を進めてきたこのテキスタイルの祭典で、中野産業ブースにお立ち寄りいただいた皆様、誠にありがとうございました!
1. 伝統と革新の場で伝える「中野産業の技術」
歴史と重みのある大阪市中央公会堂(添付写真参照)という素晴らしい会場で、当社の「ものづくり」を皆様にお伝えできたことを大変嬉しく思っています。
中野産業は、N-19ブースにて、**「パンティストッキング」や「産業フィルター」の製造で培ってきた「繊細かつ高耐久な編み」**の技術を、遊び心あふれるテーマで展示いたしました。
🏮 テーマは「妖怪」! 繊細な編みが生み出す世界
私たちのブースでは、日常にある糸と編み技術の可能性を知っていただくため、「妖怪」をテーマにユニークな展示を行いました。(添付写真:中野産業ブース参照)
一見すると可愛らしいキャラクターやカラフルな装飾に見えますが、その一つひとつに、当社の核となる技術が活かされています。
極細の糸を正確に編み上げる技術:パンティストッキングの分野で培った、肌触りの良さとフィット感を両立させる繊細な編み技術。
耐久性と機能性:産業フィルターに求められる、過酷な環境にも耐えうる丈夫な素材加工技術。
多くのお客様が、普段何気なく手にしているストッキングや、生活の裏側を支えるフィルターの技術が、実は身近なテキスタイルに活かされていることに驚きと関心を示してくださいました。
2. 「人」と「糸」がつながる感動の二日間
この「糸_の祭展」の最大の魅力は、生地や糸に興味がある方はもちろん、デザイナーやクリエイター、そして未来のものづくりを担う学生さんなど、多様な人々との交流が生まれたことです。
ブースでは、お客様からの「どうやって編んでいるの?」「この生地は何に使えるの?」といった熱心な質問が飛び交い、私たちも日頃のモノづくりへの想いを直接お話しすることができました。
**糸(テキスタイル)**という共通言語を通じて、お客様の笑顔や、「面白い!」という声に触れることが、私たち製造業の原動力となります。ご来場いただいた皆様から、たくさんの刺激と活力をいただきました。
3. 「こうばの力」を未来へ繋ぐ
今回の「糸_の祭展」への参加は、中野産業にとって、自社の技術を再認識し、新しい可能性を探る貴重な機会となりました。
私たちはこれからも、地域に根差した**「こうば(工場・工房)」**として、パンティストッキングや産業フィルターを通じて人々の生活と産業を支える確かな技術を守り育ててまいります。
そして、糸と編み技術が持つ無限の可能性を信じ、また次のイベントや新しい製品でお客様とつながる機会を創造してまいります。
ご来場、本当にありがとうございました。今後とも中野産業の挑戦にご期待ください!
【展示会概要(ご参考)】
イベント名: 『糸_の祭展(イトヘンノサイテン)』
日時: 10月 7日(火)・8日(水)
会場: 大阪市中央公会堂
主催: 糸_の祭展(イトヘンノサイテン)実行委員会


